2014年2月9日日曜日

☆平和の祭典をソチで行う想いが世界に繋がるといいね


 今朝の新聞の一面でロシアのプーチン大統領と日本の安倍首相がソチで会談し、プーチン大統領の今秋の訪日が決定したと報じていた。 平和の祭典にふさわしい展開に期待したいですね。
 ソチ五輪の開会式を観てて、いろいろ大変なことを抱えながらも、 この地で五輪を開催する決意をしたプーチン大統領を応援したい。
 ソチと言えば、コルキス王国、アブハジア王国、グルジア王国、オスマン帝国などを経てロシアに至る 複雑な背景を持ち、カフカース戦争や露土戦争、クリミア戦争など数々の戦争の地となった場所だ。
戦争や紛争の多かったこの地で平和の祭典を行うことは新たな時代の幕開けを感じる。
そうあってほしいと願う。
今また世界中で緊張が走る中、この地で平和の祭典を行う上で、各国が参加し主要な人たちによって 世界情勢にどのような進展があるのだろうか。

 それにしても、開会式の各国の入場シーンでトルコの入場シーンが突然ナレーターのアップに切り替えられたのは なぜだろうか。メディアはちゃんと報道するべきだろう。
 注目したかったのは、グルジアなど周辺国の入場だった。
過去、戦をしてきた各国の平和の祭典への入場というのはとても大事なシーンだからだ。
 台湾の入場シーンでは台湾の紹介を未だに「Chinese Taipei」とするのは平和を維持する手法のひとつだろうが、 平和を維持する為の知恵(1971年「上海コミュニケ」にて周恩来とキッシンジャーが取り決めた「台湾条項」が活きているという事か。
 国はそれぞれ自国民を守るための手段を講じつつも、知恵を活かした平和的な解決に真剣に取り組む時代だろう。 人の命を犠牲にした商売など、もう許されない時代なのだ。 日本とロシアが先ずは先陣をきって関係修復を実施し、平和的経済協力関係の手本となることを期待したい。

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