2017年3月14日火曜日

旬のメバルと日本酒を楽しむ

 日本には四季があり、季節毎に食べごろを迎える食材がある。
季節毎の食べ頃を指す旬という言葉は、その期待を裏切ることは無い。
 今日も、馴染みの魚屋で今が旬の魚「メバル」を手に入れて来た。
仕事帰りにふと立ち寄ったその魚屋は、小さな魚河岸と呼べる程、
全国から旬の魚を豊富に仕入れてくれている。
パッと目に飛び込んできたのが、鳥取県産のノドグロと山口県産のアマダイ、
その横に、北海道産のガヤメバルが目を引いた。
メバルの中でも、お値打ちでやや小ぶりだがその味は美味。
ハタハタも旨そうだったが、迷わずメバルを購入。もちろん、煮付けで頂く。
 メバルは春に産卵するので、3月の今は丁度旬の中の旬。パンパンに張ったお腹が
言わずもがな、その期待を煽ってくる。
酒飲みなら、メバルの煮付けと聞くとビールとくるが、ここは敢えて日本酒の冷で行こうと思う。
ビールでも熱燗でも、今の時期のメバルは相応に応えてくれるが、日本酒の冷を選択したのには訳がある。
今では貴重とされる酒米、兵庫県産山田錦100%で造られた日本酒が、お手頃価格で手に入ったからだ。
これも巡りあわせとばかりほくそ笑んでしまう。
娘が以前から飲んでみたいと言っていたので、気にかけていたら出会ってしまったのだ。
今宵は、旬のメバルで播州山田錦を冷で頂こうと思う。
いや、もう頂いてしまっている。
これを書きながら・・・( ̄▽ ̄)