2014年1月31日金曜日

☆Trzej Muszkieterowie ポーランド語版「三銃士」 アレクサンドル・デュマ・ペール著


Trzej Muszkieterowie

中古価格
¥10,035から
(2014/1/31 18:57時点)

 本の繋がりはおもしろいもので、前回紹介した「スギハラ・ダラー」に出てくるポーランドのクラクフで、アンドレイ・フリスクがクラクフ脱出直前に絶世の美少女ソフィーと出会うきっかけとなるのがこのポーランド語版の「三銃士」だ。

当時クラクフ古書店を営んでいたアンドレイの父ヘンリクの店にポーランド語版の三銃士を求めて現れたソフィーとアンドレイが出会う。三銃士はアレクサンドル・デュマ・ペールが書いたルイ13世の頃のフランスの物語だが、ポーランド語版がどんな本なのか興味がわいたのでamazonで探してみた。1940年頃小学生だったアンドレイとソフィーがどんな思い出この本を読んでいたのかなあ。

生き抜くのに必死な時代に読む三銃士は、子供たちに生きる勇気を与えたのかな。クラクフをこの本で知るにあたり、その背景をググルと本当に複雑な背景が見えてくる。

ところでこの本。中古なのにすごい値段でしょ。( ̄▽ ̄)

読むだけですっきりわかる世界史 中世編 イスラーム教の誕生からジャンヌ=ダルクまで (宝島SUGOI文庫)

新品価格
¥480から
(2014/1/31 20:28時点)



2時間でおさらいできる世界史 <近・現代史篇> (だいわ文庫)

新品価格
¥683から
(2014/1/28 16:11時点)

8世紀にはポーランド王国として成立していたが13世紀にはモンゴルの襲撃を受け破壊されるが、その後復興し14世紀には最盛期を迎える。西欧で迫害を受けたユダヤの民を受け入れユダヤ人コミュニティが形成されていく。ポーランドはおそらく勤勉で心優しい人たちなんだと思うと、世界史をもう一度読み直してみることにした。
なんと、へえ~と気づくことが多いね。

2014年1月30日木曜日

☆スギハラ・ダラーの物語はユダヤ人少年アンドレイ・フリスクが暮らすこの地から始まった。
世界歴史探訪 ポーランド・クラクフ (E-wave Tokyo)


youtube 世界歴史探訪 ポーランド・クラクフ (E-wave Tokyo)から




ポーランド・クラクフの観光案内

スギハラ・サバイバル (新潮文庫)

新品価格
¥704から
(2014/1/30 20:43時点)

諜報の天才 杉原千畝 (新潮選書)

新品価格
¥1,155から
(2014/1/30 19:05時点)

第二次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救った偉人「杉原千畝」は、リトアニアのカウナス領事館に赴任中、この地ポーランドから逃れてきた多くのユダヤ人にビザを発給して命を救った。なぜ彼にそのようなことができたのか、それは、杉原千畝氏の類稀なるインテリジェンス・オフィサーとしての能力があったからとされている。このことを、手嶋龍一氏のスギハラ・ダラーを読むことで再認識できた。この本は、平成24年8月1日に「スギハラ・サバイバル」と言うタイトルで再版されている。 この命のビザの発給を受けた少年「アンドレイ・フリスク」が日本へ辿り着き、現在へとストーリーが展開されていく。しかも、現実に起きた世界中のさまざまな事件と共に。 この本の背景をgoogleで引きながら読んでいくと、その深さに驚かされる。

☆スギハラダラーに紹介されてる金沢(東の茶屋街)は、スティーブン・ブラトレーの目にははこんなふうに映っているのかな。・・・
KANAZAWA(English)

2014年1月29日水曜日

☆スギハラ・ダラー

スギハラ・ダラー

新品価格
¥1,680から
(2014/1/28 16:03時点)

私のお気に入りの作家「手嶋龍一」氏の名作。スギハラ・ダラー。
第二次世界大戦の頃、杉原千畝の発行する命のビザで日本へ逃げ延びた少年が神戸でとある日本人の少年と出会う。その後彼らは世界の金融市場で活躍をみせるのだが、米国の悪夢9.11テロやブラックマンデー、リーマンショックなどの連鎖の中で主人公スティーブン・ブラットレーのインテリジェンスに触れて物語が展開していく。実際の世界情勢が絡んださすがのストーリー展開は読み応えがある。私の大好きな本のひとつだ。2006年に発行された「ウルトラ・ダラー」に続く名作だ。
ところで、この本の中に出てくる「金沢東の茶屋街の割烹「藤とし」」と、同じく茶屋街の一角にある旅荘「陽月」には是非とも行ってみたい。

ロイヤルロッホナガー 12年 700ml 40度 [並行輸入品]

新品価格
¥3,530から
(2014/1/29 13:44時点)

97ページに出てくる、スティーブン・ブラトレーとマイケル・コリンズがスコットランドのテイ川でフライフィッシングに興じる時にスティーブンが胸ポケットから取り出すシングルモルトのウイスキーがこれ。スペイン産のシェリーの樽を使った香りのいい逸品らしい。

出羽桜 雪漫々大吟醸 1800ml

新品価格
¥5,743から
(2014/1/29 13:42時点)

これまたスティーブンが今度は左のポケットから取りだした加賀の漆の器と、それに見合う酒として出てくる山形は天童の造り酒屋の逸品。出羽桜 雪漫々大吟醸だ。 どちらにしようか、迷う逸品だね。

2014年1月28日火曜日

☆海賊とよばれた男 上・下巻

 しばらく忘れていたこのブログを復活してみることにした。
何のことはない、ジョギングの記録でも残そうと思ってはじめたブログだったが、
Nikeのアプリを使い込むうちに、すっかりTwitterとFacebookに気移りしてしまっていた。
子供の頃から、日記を付けて続いたことがなく、大人になってもそのままということだ。
ジョギングの記録だけじゃなく、書棚の整理を思い切ってすることにした。
そう、またしてもいつまで続くかわからない。けどね・・・
私の書棚から
まずは、この2年間の内もう5~6回は読み直しているお気に入りの本について。
百田 尚樹氏のベストセラー「海賊とよばれた男 上・下巻」だ。

海賊とよばれた男 上

新品価格
¥1,680から
(2014/1/29 12:37時点)

 かの出光興産の創業者「出光佐三」氏の人生を絶妙なタッチで描いている。
明治から昭和にかけて、日本の繁栄と影が合わさる時代のうねりの中で人と企業が成長していく姿が、 それぞれに背負った人生の人間模様としてリアルに描写されていて読み応えがある。
この小説は、戦前戦後の貧しくもつらい背景の中にあって、ひとつの船(会社)に乗り合わせた船員(社員)たちの、男気と信念と志がロマンとして描かれている。
これぞ、日本人の好む世界観なんだよなと一人悦に入りながら、ついつい酒の手を休めてまで読み入ってしまう。
やばい、また手にとって読み始めてしまう。
この本を読む時にお薦めな酒は「冷酒」。だってね、熱燗や焼酎のお湯割りだと冷めちゃうし、ビールだと気が抜けちゃうからね。

海賊とよばれた男 下

新品価格
¥1,680から
(2014/1/29 12:37時点)